川崎市が推進する、産業と福祉の融合により新たな活力と社会的な価値を創出する「ウェルフェアイノベーション」。企業と福祉関係者などが連携することにより、将来的な福祉課題に対応する新たな製品やサービスの創出・活用を通じて、新たな社会モデルの創造・発信をしていくことを目指すものです。その一環として実施された「川崎市福祉製品開発支援補助事業」で、福祉・介護分野の課題解決に資する5つの事業が採択され、当社の「超軽量かつ高強度を実現した、マグネシウム合金製四点杖の開発」事業が採択されました。
「超軽量かつ高強度を実現した、マグネシウム合金製四点杖の開発」
歩行が不安定なかたや高齢者の歩行時の転倒防止に役立つのが「杖」です。もっとも普及しているのが一本杖ですが、他にもロフストランドクラッチ、多点杖(多脚杖)など種類が豊富です。
一本杖で歩行が不安定なかたは、多点杖(多脚杖)を使用されるかたが多いようですが、多点杖は、3本または4本に杖先が分岐されており、構造上重さが増す傾向にあります。そのため、軽量かつ高強度な素材を活用した杖が求められてきました。
株式会社マクルウ(共同事業者:キヨタ株式会社)では、新素材の高強度マグネシウム合金を採用した超軽量の「四点杖」の開発を目指します。
軽くて丈夫で、体に無理な負担がかからない四点杖を利用することで、さらに活動範囲が広がり、日々の生活を豊かにすることに繋がっていくと考えられています。
詳細はこちらを御覧ください。
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201608223542/